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Super Takumar 55mm F1.8【シチュエーション別の作例】

2023年1月7日

こんにちは、カエデです。Instagram

M42マウントの王道オールドレンズ

Super Takumar 55mm F1.8のシチュエーション別の描写を見ていきたいと思います。

Super Takumar 55mm F1.8 FUJIFILM X-T1

シチュエーションによって様々な変化を見せるオールドレンズ。

参考になれば幸いです。

作例

撮影機材

カメラFUJIFILM X-T1

レンズPENTAX Super Takumar 55mm F1.8 

APS-Cのカメラでの使用なので、82.5mm相当の焦点距離になります。

普通に撮る

Super Takumar 55mm F1.8

スーパータクマーと聞くと、フレアやゴーストみたいなイメージが強いですよね。

太陽の光などを上手く使えばフレアやゴーストが出ます。

ですが光を意識せずに撮影すればこのようにナチュラルに写すことができます。

Super Takumar 55mm F1.8

すこしふんわりとした描写になりますね。

オールドレンズならではの味が出てます。

Super Takumar 55mm F1.8

光と影を上手く使うことでしっとりとした表現もできます。

後ろのボケは少しざわざわしてます。

Super Takumar 55mm F1.8

こういった遠景撮影も悪くないですよね。

日が暮れかかってきたこともあり少し淡い雰囲気になっています。

開放付近のF値で撮ってしまった記憶があります。

遠景撮影ではやはり絞って撮りたいところですね。

Super Takumar 55mm F1.8

特に解像度の高いレンズではないにしろ、オールドレンズはこういった少し情緒ある風景に向いているのかなと思います。

フレアやゴーストを出す

スーパータクマーといえばやはりフレアやゴーストになりますよね。

僕もこの表現がしたくてこのレンズを買いました。

Super Takumar 55mm F1.8

日が傾いてきた頃がやはり相性バツグンだとおもいます。

基本的に太陽の光にレンズを向けて少し自分で調整することでフレアやゴーストが発生します。

太陽の位置が高い時間帯だと、よりレンズを上に向けなくてはなりません。

そうすると肝心のお目当ての被写体が入りません。

時間帯も頭に入れておく必要がありますね。

Super Takumar 55mm F1.8

虹色のゴーストがまぶしい。

あまりうまくできませんでしたが、メインの被写体を虹色のゴーストで囲むように出すと良い雰囲気になります。

Super Takumar 55mm F1.8

光の強さ、レンズを向ける位置によって色んなゴーストが出るのは面白いですね。

Super Takumar 55mm F1.8

とにかくガンガンにフレアとゴーストが出るスーパータクマー。

それ故に似たような写真を量産しがちです。

この時に撮った写真を見返してみると似たような写真がたくさん出てきましたw

ワンパターンにならないように気を付けたいですね。

Super Takumar 55mm F1.8

最後ホントに日が沈みかける直前の1枚。

シンプルなゴーストがまた良い。

そしてコスモスとの相性はすばらしい!

玉ボケを出す

Super Takumar 55mm F1.8

実のところ、スーパータクマーに玉ボケのイメージはあまりありませんでした。

しかし意外と玉ボケも素敵なんです。

上の写真はサルスベリを撮った時のものですがなかなか良くないですか?

若干レモン型(楕円形)のボケも混在していますが、ボケの輪郭が縁どられていてバブルボケっぽいですよね。

Super Takumar 55mm F1.8

木陰の向かってこれまたサルスベリを撮影。

こちらはすこしうるさい感じの玉ボケですね。

はっきりしない柔らかいボケもオールドレンズっぽくて嫌いじゃないですね。

スーパータクマーでもこういうボケができるんだと気づきました。

Super Takumar 55mm F1.8

こちらは、夜の光源を利用した玉ボケです。

なんとなく現代のレンズ風な玉ボケかなぁと思います。

自然な光と人工的な光とでは玉ボケの質が変わってきますね。

Super Takumar 55mm F1.8

これも夜の玉ボケです。

綺麗な玉ボケですが、オールドレンズっぽさはあまり感じられないですね。

やはり、自然光を利用した玉ボケが良さそうです。

夜に撮る

スーパータクマーを夜に使ってみました。

Super Takumar 55mm F1.8

この時のF値は8です。

そのままでは手ブレしてしまうので、歩道橋の手すりにカメラを置いての撮影でした。

開放F1.8で撮ると、解像度が甘いのですがF8まで絞るとかなりくっきりと解像してくれます。

Super Takumar 55mm F1.8

新宿のLOVEのオブジェ。

Super Takumar 55mm F1.8

行ったことがない星乃珈琲店。

Super Takumar 55mm F1.8

夜でもゴーストは出るようです。

右の車のヘッドライトから円を描くようにゴーストが出ています。

夜にゴーストを出したい人ってあまりいないかもしれませんが、でもおもしろいですね。

表現の幅が広がりそうです。

Super Takumar 55mm F1.8

ミロードデッキという場所から、新宿都庁方面。

手持ちなのでF値2のISO感度4000で撮影。

現代のレンズには及ばないのでしょうけど、オールドレンズとしては十分な描写です。

感じたこと

個人的にSuper Takumar 55mm F1.8は明るい時間帯に使うのがベストかなぁという気がします。

フレアやゴーストといったメインディッシュを味わえるのはやはり太陽の光が使える時間帯。

早朝や夕方の時間帯が良さそうです。

もちろん余計な表現はせずに普通に撮影しても、ナチュラルに写せて汎用性が高いです。

おわりに

Super Takumar 55mm F1.8 FUJIFILM X-T1

いかがでしたか?

シチュエーションによって様々な顔を見せるオールドレンズ。

自身のピント合わせによる表現も非常に大きく影響してきます。

スーパータクマーの魅力と言えばやはりフレアとゴーストです。

いつもと違った写真を撮りたいと思ったらスーパータクマーはアリなんじゃないでしょうか。

オールドレンズに触れるいい機会になれば幸いです。

ではでは。

素敵なカメラライフを!

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