こんにちは、カエデです。Instagram
ニコンのオールドレンズ
AI Zoom Nikkor 28-85mm F3.5-4.5Sのレビューと作例になります。
焦点距離28-85mmと汎用性の高いレンズです。
重さは約500グラムとやや重量感はありますが、これ一本あれば特に大きな不満は出なさそうですね。
マクロを使えるのもうれしいですね。
作例
状況によっては背景ボケがざわざわした感じになりますね。
癖がなく基本的に抜けの良いレンズだと思います。
広角端28mmのマクロでの撮影です。
解像度も悪くないかと思います。
手ブレしやすいので気を付けたいところではあります。
広角端28mmで絞りはF8です。
普通に写ります。
同じ位置から望遠端85mmで撮影。
やはりズームは表現の幅が広がります。
写りも良いです。
逆光に向けて撮影。
若干ゴーストは出るものの、そこまで気になるほどではありません。
逆光耐性の良いレンズだと思います。
ボケ味も悪くないですよね。
汚らしいボケではなく、比較的やわらかく自然なボケだと思います。
28mmのマクロでの撮影。
寄れるというのは素晴らしい。
外観 / 重量
28mmの状態です。
焦点距離28mmが一番長い状態になります。
広角端が一番長くなるのはなんだか違和感あります。
85mmの状態です。
焦点距離85mmが一番短い状態になります。
一番広角側が短いのが普通だと思っていたのでちょっと意外です。
フィルター径は62mmです。
マウントはFマウントになります。
F値は3.5からスタートです。
望遠端85mmではF4.5が一番小さい絞り値になります。
上のオレンジのラインはマクロ領域を表しています。
フィルム一眼レフカメラ、 Nikon FEに装着してみました。
ミラーレスカメラ、富士フイルムX-T1に装着してみました。
マウントアダプターを使用しています。
実測値500g(ニコンの公式では510g)
やはりズッシリ感はあります。
マクロ機能が良い
ズームレンズでありながらマクロ機能を備えています。
これはうれしいポイントです。
このレンズは通常時、最短撮影距離が80センチと全く寄れません。
焦点距離85mmにすればある程度は被写体を引き寄せることができますが......
このレンズの最大のポイントはマクロ機能だと思っています。
基本的に広角端の28mmで使うことになるかと思いますが、寄れるというのはめっちゃ助かります。
オレンジのラインの部分がマクロ領域になります。
矢印のマクロ切り替えボタンを押しながら、マクロ切り替えリングを回します。
最短撮影距離は、焦点距離28mmのマクロで23センチです。(センサーから被写体までの距離)
レンズ先端からだと約7センチでした。
ここまで大きく写すことができました。
通常時では広角端28mmでここまで。
広角端28mmのマクロでここまで寄れて大きく写せます。
かなり使えますね。
焦点距離28mmのマクロが一番被写体に寄れて大きく写せます。
おわりに
なかなか良いレンズだと思いませんか?
写りにクセがありませんし、フルサイズのカメラで使えばそのまま28-85mmの標準域で活用できます。
もちろん僕のようにAPS-Cのカメラでも使えます。
なによりもマクロ機能がかなり使えるんですよね。
ズームだけでもいろんな表現ができる上にマクロまで付いてるなんて贅沢ですね。
機会があれば一度手に取ってみてはいかがでしょうか。
ではでは。
素敵なカメラライフを!