こんにちは、カエデです。Instagram
今やカメラには当たり前のように搭載されている手ブレ補正機構。
今まであまり気にしてこなかった部分ですが、最近になって「手振れ補正が効くっていいなぁ」と思っています。
何故すばらしいのか
- ISO感度を下げられるので高画質を維持しやすい
- 被写体を流すように撮ることができ、躍動感を出せる
ISO感度を下げられるので高画質を維持しやすい
暗い場所など光が少ない場所ではシャッタースピードが遅くなります。
ISO感度を上げることでシャッタースピードを速くすることができます。
しかしISO感度が上がれば上がるほどノイズの多い写真になってしまいます。
ですがシャッタースピードを遅くして取り込む光の量を多くすればその分、ISO感度は低く抑えることができます。
被写体を流すように撮ることができ、躍動感を出せる
手ブレを抑えるために速いシャッタースピードで撮ると被写体はピタッと止まります。
ブレを抑えるためなので当然ですよね。
逆に遅いシャッタースピードで撮影すると、動いている被写体は流れるようなブレを出すことができます。
手ブレ補正の恩恵ですね!
この時、周りの建物など動いていないものは変わらず静止したままです。
いつもとは違った躍動感を出すことができます。
作例(FUJIFILM X30 / スマホ)
富士フイルムのコンデジX30と、スマホの作例を見てみましょう。
両機種とも中々の手ブレ補正です。
FUJIFILM X30の作例
写真はすべて手持ち撮影です。
人々が行き交う中をシャッタースピード1/8秒で撮影。
色々ためした感じ、X30では1/8秒が高い確率で手ブレしない限界シャッタースピードでした。
これ以上遅いシャッタースピードになると手ブレする確率が高くなりました。
人々を流すように撮影することで躍動感が生まれましたね。
それにはっきりと顔が写ってしまいますと、写真としてネット上にあげるのをためらってしまいます。
ですがこれなら気にする必要もありませんよね。
シャッタースピードを遅くすることでISO感度も低く抑えられています。
そもそも都会の街中は明るいので極端にISO感度があがることはありませんが、より高画質を維持できるのはありがたいですね!
Galaxy Note20 Ultra 5Gの作例
写真はすべて手持ち撮影です。
他のスマホやアイフォンは分からないのですが、Galaxy Note20 Ultra 5Gにはカメラ機能にプロというものがあります。
この日の撮影ではシャッタースピード1/4秒、ISO感度50に設定して撮影しました。
Galaxy Note20 Ultra 5Gに限らず、最近のスマホやアイフォンのカメラはどれも手ブレ補正がかなり効くのではないかと思います。
シャッタースピード1/4秒でもご覧の通り問題なく撮影できています。
スマホのカメラはすごいですね!
左は自分で設定せずにカメラ任せで撮影しました。
シャッタースピードは1/50秒になりました。
たまたま車の流れが遅かったこともありますが、車は止まって写っていますね。
ISO感度は320まで上がっています。
右はシャッタースピード1/4秒です。
スピード感のある写真になりました。
ISO感度は50です。
このように違いがはっきりと出ましたね。
手ブレ補正の恩恵を受けることで、表現の幅が広がります。
おわりに
やはり手ブレ補正が効くというのは何かと便利ですね。
躍動感を生ませ、ノイズレスな写真が撮れます。
手ブレ補正が強ければ強いほどその恩恵を受けることができます。
写真の表現の幅が広がるのは楽しいですね。
ではでは。
素敵なカメラライフを!