広告

FUJIFILM X30【シャッタースピードの変化を調べる】

2023年1月31日

こんにちは、カエデです。Instagram

記事の内容

  • F値ごとにシャッタースピードの変化を調べた
  • 1/4000秒のシャッタースピードが使えるタイミングが知りたい

以前から知ってはいたのですが、なんとなくスルーしてました。

富士フイルムX30は状況によってシャッタースピードに制限がかかるという、不思議な仕様になっています。

スペック上は1/4000秒となっていますが、すべてのシーンで1/4000秒が使えるわけではありません。

たとえば1/4000秒が使えないため、よく晴れた日の屋外で開放付近のF値が使えないという場面も出てきます。

というわけですこし調べてみました。

調べてみた

1/4000秒が使えるのは?【いきなり結論】

いきなり結論なのですが、広角端28mmでF9から使えました。

望遠端112mmではどのF値にしても1/4000秒が使えませんでした。

細かく見ていこう【本題】

わかりやすく広角端28mmと望遠端112mmで、それぞれ自宅の窓から太陽に向けて検証してみました。(本当はカメラに良くありません!

ISO感度はF値ごとのシャッタースピードの限界を知りたかったので、ISO感度3200まで上げて確認しました。

広角端28mmでのシャッタースピード

28mmで検証
F値限界シャッタースピード
2.01/1000秒
2.21/1000秒
2.51/1250秒
2.81/1250秒
3.21/1600秒
3.61/1600秒
4.01/2000秒
4.51/2000秒
5.01/2500秒
5.61/2500秒
6.41/2500秒
7.11/3200秒
8.01/3200秒
9.01/4000秒
101/4000秒
111/4000秒

よく晴れた日の屋外でF2など開放付近を使いたい時は、すこし厳しいですね。

1/1000秒なんかすぐ超えてしまいますもんね。

1/4000秒が使えるのがF9からというのがやはり利便性に欠ける気がします。

望遠端112mmでのシャッタースピード

112mmで検証
F値限界シャッタースピード
2.81/1000秒
3.21/1000秒
3.61/1250秒
4.01/1250秒
4.51/1600秒
5.01/1600秒
5.61/2000秒
6.41/2000秒
7.11/2500秒
8.01/2500秒
9.01/2500秒
101/3200秒
111/3200秒

望遠端112mmでは1/4000秒を使うことができませんでした

112mmの最小F値2.8でもやはり、1/1000秒が限界でした。

結果

  • 1/4000秒が使えるのは広角端28mmのF9から
  • 望遠端112mmではどのF値でも1/4000秒を使うことはできなかった
  • 28mmでも112mmでも一番小さいF値では1/1000秒が限界

おわりに

あくまでも広角端28mmと望遠端112mmでの検証ですので、厳密なものではありません。

屋外での開放付近のF値は少し使い勝手が悪いかもしれませんね。

なぜこのような仕様になっているかは分かりませんが、シャッタースピードのことを考えながら撮影する必要がありますね。

素敵なカメラライフを!

関連記事

-FUJIFILM X30, カメラ, デジタルカメラ
-,