こんにちは、カエデです。Instagram
デジタルでも似たような表現をさせたいならブラックミスト No.05がオススメです!
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作例
独特の色味、光の表現、映画のようなワンシーンっぽくないですか?
都会の夜を撮影するのに適したフィルムだと思いました。
CineStill 800Tというフィルムついて
アメリカ製のフィルムです。
映画用に作られたフィルムを写真で使えるように加工されたものがCineStill 800Tです。
タングステンフィルムである
800TのTはタングステンの事です。
タングステンとは色温度が3200Kに設定されたものです。
Kとは色温度の単位、ケルビンの事です。
では色温度3200Kがどれくらいの色かというと、電球ですね。
あのオレンジ色です。
ようするにCineStill 800Tは、電球下で撮影するとちょうどいい感じに撮れますよということです
逆に色温度が5500Kくらいと高い日中の太陽光の下で撮影すると、青っぽくなってしまいます。
色温度は低いとオレンジ色に、高いと青くなります。
デーライトフィルム(フジカラー100など)は色温度5500Kで設定されていますので、太陽光の下ではちょうどいい感じに撮影できます。
逆に電球下で撮影するとオレンジっぽくなってしまいます。
簡単に言うと......
- デジカメのホワイトバランスを電球に設定して太陽光の下で撮ると青っぽくなる(タングステンフィルムの効果)
- デジカメのホワイトバランスを太陽光に設定して電球下で撮るとオレンジっぽくなる(デーライトフィルムの効果)
静電気の影響を受けやすい
CineStill 800Tは静電気を起こしやすいとのことです。
フィルムを巻き上げるときにゆっくり巻き上げることで多少の対策にはなるようです。
赤い光線かぶり?みたいなものが写り込んでますね。(ただの感光にも見えますが)
これが静電気の影響かどうかは分かりませんが、一応気をつけたいところではありますね。
夜に使うとシネマチックになる
CineStill 800Tは光源にクセの強い反応をもたらし写真全体が青っぽくなります。
このフィルムは夜に使うと本当に映画のワンシーンのような写真が撮れます。
参考までに比較画像です。
この日はZV-1というコンデジで動画を撮っていたので動画からの切り出し画像です。
比較してみると本来のナチュラルな描写のZV-1に対して、CineStill 800Tの方はかなりクセの強い写真になっていますね。
やはり光源に強い反応が出ています。
本当に映画のワンシーンのようです。
おわりに
CineStill 800Tは価格がすこし高いです。
でも使ってみたらきっと満足できる写真が撮れると思います。
素敵なカメラライフを!