こんにちは、カエデです。Instagram
Nikon FEのシャッターが切れなくなって困ってしまいました。
関連記事:【レビュー】Nikon FEを使ってみた【使いやすい】
シャッターボタンを押すとミラーアップになってシャッターが切れない......
結論を言ってしまうと、電池を交換したら正常になりました。
これらをふまえたうえで説明していきます。
シャッターが切れなくなった
まず最初にNIkon FEは電池切れの状態でシャッターボタンを押すと、ミラーアップになりシャッターを切ることができません。
先日、電池が入っていて露出計もちゃんと動いているのにシャッターボタンを押すと、何故かミラーアップの状態になりシャッターが切れなくなるという現象がおきました。
意味不明です。
バッテリーチェッカーの確認をした
とりあえずバッテリーチェッカーを確認してみました。
赤く点灯しませんでした。
赤く点灯しないという事は電池が切れているという事です。
BとM90に合わせてみた
BとM90が何かというと、電池切れを起こした場合でも緊急用シャッターとして使えますよというものです。
- M90(メカニカルシャッター1/90秒)
- B(バルブ)
シャッタースピードダイヤルをBかM90(どちらでもかまわない)に合わせるとミラーが下りてシャッターが切れました。
やはり電池切れなのか......
電池切れなのに露出計が動いていた
ここが良く分からないんです。
バッテリーチェッカーは赤く点灯していない。
電池切れの状態なわけです。
その証拠にシャッタースピードダイヤルをBかM90に合わせるとシャッターが切れる。
にもかかわらずファインダー内の露出計が動いていたのです。
電池切れなのに露出計が動くなんてこわすぎ......
やはり電池切れなのか? ではなぜ露出計が動くのか不思議です。
前述のとおり、Nikon FEは電池切れの時は露出計が動かないはずです。
新しい電池に交換した
露出計が動く謎をそのままに、とりあえず新しい電池に交換しました。
すると...
バッテリーチェッカーは赤く点灯し、露出計も引き続き正常に作動し、どのシャッタースピードでも普通にシャッターが切れました。
Nikon FEで使用できる電池
- LR44
- SR44
- CR1/3N
考えてみた
今回僕を悩ませたこと
- 電池切れなのに露出計が動いていたこと(ちなみに電池切れだと判断したのは、バッテリーチェッカーが点灯しないのとBかM90に合わせた時にシャッターが切れたため)
露出計が全く反応していなければ、電池を交換するという作業にスムーズに入れたはずです。
電池切れなのにも関わらず露出計が反応したことによって混乱してしまいました...。
今回の問題についての自分なりの考察
- シャッタースピードをBかM90にするとミラーアップが直るという事はやはり電池切れだったという事。
- 電池切れなのにも関わらず露出計が動いていたのは、わずかに微量の電池が残っていたために露出計がそれに反応してしまった。
しかしまだ納得できません。
LR44という電池についてちょっと調べてみた
ちょっと調べてみた感じ、使用していたLR44という電池の特性によるところがあるんじゃないかなぁと。
LR44はアルカリ電池です。
アルカリ電池は使うほどに電圧が下がりやすくなります
この電圧が今回の混乱を巻き起こしたと考えています。
電池の残量は残っているのに電圧が下がりすぎてしまったために、バッテリーチェッカーが点灯しなかったりミラーアップになりシャッターが切れなかったりしたのかなぁと。
露出計は動いていたので電圧の影響はあまり受けなかったのかな?
電池を使うならSR44が良いかもしれない
LR44のほかにSR44という電池が使えます。
SR44は酸化銀電池です。
特徴としては、電池残量が減っていっても電圧が最後まで落ちません。
電池を最後まで使うことができると期待がもてます。
LR44の方は、電圧が下がってしまうので電池残量がまだ残っているうちに使えなくなってしまいます。
そう考えると最後まで使えるSR44の方がいいかもしれません。
おわりに
電池を入れても解決しない時は、故障の疑いがあるかと思います。
専門店へお問い合わせください。
素敵なカメラライフを!