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FUJIFILM X-T1 レビュー 作例【Xシリーズ初期の名機】

2021年10月20日

こんにちは、カエデです。Instagram

富士フイルムのXシリーズ初期を、エースとして支えたX-T1のレビューと作例になります。

ダイヤル操作が直感的で分かりやすく、ファインダーも大きくて見やすい。

チルト液晶搭載で撮影の幅が広がります。

フイルム時代の色味もフィルムシミュレーションで再現可能。

高感度にも強く、防塵防滴にも対応。

2014年発売ですが、必要最低限の機能や性能を秘めています。

参考になれば幸いです。

またこのカメラは、オールドレンズ用のカメラとしても使いやすいかと思います。

関連記事オールドレンズの基本的な始め方【3点セットで簡単】

簡単なスペック

  • 発売年 : 2014年2月15日
  • 撮像素子:APS-C
  • 有効画素数:1630万画素
  • シャッタースピード:メカ1/4000秒 / 電子1/32000秒
  • 連写撮影枚数:約8コマ/秒
  • チルト液晶搭載
  • 防塵防滴仕様
  • 重量:440g

作例

使用レンズは全てXF18-135mmF3.5-5.6 R LM OIS WRです。

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X-T1 XF18-135mmF3.5-5.6 R LM OIS WR
X-T1 XF18-135mmF3.5-5.6 R LM OIS WR
X-T1 XF18-135mmF3.5-5.6 R LM OIS WR
X-T1 XF18-135mmF3.5-5.6 R LM OIS WR
X-T1 XF18-135mmF3.5-5.6 R LM OIS WR
X-T1 XF18-135mmF3.5-5.6 R LM OIS WR
X-T1 XF18-135mmF3.5-5.6 R LM OIS WR
X-T1 XF18-135mmF3.5-5.6 R LM OIS WR

外観 / 重量

グラファイトシルバー

色はブラックとグラファイトシルバーエディションの2色で展開されています。

フォーカスモード切り替えレバー
  • M(マニュアルフォーカス)
  • C(コンティニュアスAF)
  • S(シングルAF)

これまた直感的に使いやすく便利です。

ピントが合わないときはMにすれば、素早くマニュアルフォーカスに切り替わります。

見やすいファインダー
  • ファインダー倍率0.77倍
  • ファインダー視野率100%

あくまで体感的によるところが大きいですが、倍率が高ければ高いほど見やすくなります。

ファインダーが大きくて見やすければマニュアルフォーカスもしやすくなります。

オールドレンズなどマニュアルフォーカスレンズの使用にもオススメですよ。

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チルト液晶

チルト液晶を搭載しています。

ローアングル、ハイアングルで活躍する機能です。

操作性の高いダイヤル

左からISO感度ダイヤル、シャッタースピードダイヤル、露出補正ダイヤルとなっています。

視覚的に読み取って直感的に操作できるのはありがたい。

わざわざ電源を入れなくてもダイヤルを見れば、今どんな設定になっているか確認できるのも大きなメリットです。

バッテリーグリップ装着

バッテリーグリップを付けるとこんな感じです。

関連記事バッテリーグリップが気持ちいい【FUJIFILM X-T1】

左 Nikon FE 右 FUJIFILM X-T1

フィルム一眼レフカメラNikon FEと並べてみました。

いかにもカメラらしいルックスであり、所有欲も引き立ててくれるカッコ良さです。

バッテリー、SDカード込みで実測値439g(公式では440g

レンズ交換式カメラとしては軽量の部類に入るかと思います。

参考までに最新のX-T5557gです。

バッテリーとSDカード

ボディ底面にバッテリー室があります。

純正のバッテリー NP-W126

純正のバッテリー、NP-W126です。

NP-W126Sという純正バッテリーもX-T1に対応しています。

どちらのバッテリーも使用できます。

純正ではないが互換性のあるバッテリー

こちらは、純正ではありませんが互換性のあるバッテリーです。

上の写真はロワジャパン製のものです。

純正品は値段が高いのでこちらのバッテリーも持っています。

互換性のあるバッテリーを使ってみるのも良いと思います。

SDカード

SDカードは一枚入れることができます。

SD、SDHC、SDXCメモリーカードに対応。

シャッター音

X-T1のシャッター音

カシャッカシャッといった乾いた音。

一眼レフほど大きい音ではありません。

いかにもミラーレスカメラらしいシャッター音です。

手には撮った感触がしっかりと伝わってきます。

注目ポイント

  • 信頼できる高感度耐性
  • 防塵防滴の安心感
  • フィルムシミュレーション

信頼できる高感度耐性

富士フイルムのミラーレスと言えばやはりバツグンの高感度耐性ですね。

ISO感度を躊躇なく上げれるのは安心感があります。

簡単な比較画像をのせておきます。

ISO 200
ISO 200

常用ISO感度200

何も問題なく使える感度です。

ちなみに拡張機能でISO100を使う事も可能です。(JPEG限定です RAWは不可)

ISO 6400
ISO 6400

ISO 6400

僕の体感的な許容範囲はISO6400です。

全然使えます。

ISO 12800
ISO 12800

ISO 12800

若干ノイズが乗ってきましたが、拡大しないと分からないレベルだと思います。

ISO 25600
ISO 25600

ISO 25600

さすがにノイジーですね。

ISO 51200
ISO 51200

ISO 51200

まさに緊急用という感じですね。

仕方なく使う時だけかと思います。

なかなか普段の撮影でここまで感度を上げることは無いかと思います。

ISO 200
ISO 6400
ISO 12800
ISO 25600
ISO 51200
  • ISO100、ISO12800、ISO25600、ISO51200はJPEGのみでの撮影になります。RAWに設定していると使うことができません。
  • ISO感度ダイヤルのAUTO設定はISO200-ISO6400で設定できます。

防塵防滴の安心感

X-T1は防塵防滴仕様となっています。

撮影中、雨が降ってくることもあるかと思います。

ですが多少の雨なら神経質になることもないかなぁと。

FUJIFILM X-T1

雨の中、カメラを濡らしながら撮影したこともありましたが何も問題はありませんでした。

そのときに使用していたレンズも防塵防滴仕様のものでした。(XF18-135mm F3.5-F5.6)

ですが、防水ではないので濡れてしまった後は必ず水分をふき取ったほうがいいですね!

フィルムシミュレーション

X-T1には11種類のフィルムシミュレーションがあります。

自分の好みの色を選択して楽しむことができます。

PROVIA(プロビア)とVelvia(ベルビア)は使いやすく汎用性が高いと思います。

フィルムの色再現をデジタルでも

プロビアはナチュラルな色合いでどんなシチュエーションでも使えるスタンダードなカラーです。

ベルビアは色が濃く彩度高めで風景なんかによく合います。

彩度低めの渋い色味が特徴的なクラシッククロームも人気のようです。

現行機ではフィルムシミュレーションの数も増えています。

アクロスやエテルナといったものがありますね。

おわりに

FUJIFILM X-T1

2014年2月15日発売からだいぶ経ってますが、中古ではけっこう数が出回ってるかと思います。

今の時代でもこのファインダーは撮影者を楽しませてくれると思いますよ。

機会があればX-T1を体感してみてはいかがでしょうか。

ちなみに2022年現在、後継機種としてはX-T5が最新となります。

おそらく比較にならないくらい性能がアップしていると思います。

気になる方はそちらをチェックされてみてはいかがでしょうか。

ではでは。

まとめ

  • ダイヤル操作がシンプルかつ直感的でわかりやすい
  • フォーカスモード切り替えレバーが便利
  • 大きく見やすいファインダーにより撮影がしやすい
  • チルト液晶で撮影の幅が広がる
  • 高感度撮影も無難にこなす
  • 防塵防滴の安心感
  • フィルムシミュレーションでフィルム感覚で色を楽しめる

素敵なカメラライフを!

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