こんにちは、カエデです。Instagram
富士フイルムのレンズはどれも質が高くて評価が高いです。(価格も高いですが)
今までにいくつかのレンズを使ってきました。
簡単なレビューと作例を織り交ぜながら紹介していきます。
カメラボディも大事ですが、写真の表現力ってレンズによる力が強いと思います。
GOOPASS(グーパス)というサブスクサービスでレンタルができますので、試してみるのもいいかと思います。
グーパスでレンタルしてみよう!はじめに
一部を除いて、富士フイルムのレンズには絞りリングが付いています。
これによりスムーズな絞りの調整が可能になります。
レンズの名前についている「R」は絞りリングが付いていますよという意味です。
これから紹介するレンズにはすべて絞りリングが付いています。
また富士フイルムはAPS-Cセンサーに特化したカメラを作っているので、当然APS-C対応のレンズが豊富にあります。
コンパクトで軽量なレンズも豊富にあるので使いやすさもバツグンです。
単焦点レンズ
決められた距離での撮影になります。
「ちょっと狭いな」
そんな時は後ろに何歩か下がって広く写してみましょう。
近寄ればより被写体を大きく写せます。
自分自身が動くことによって表現の幅が広がります。
伝説の神レンズXF35mmF1.4 R
もはや伝説の神レンズです。
35mm判換算で53mm相当。
187gとコンパクトかつ軽量で、どちらかと言えば切り取る感覚が強いレンズです。
AFはあまり速くなく、音も少しするかなぁと。(動画を撮る人は気になるところかも)
最大の魅力はやはりうっとりするような柔らかいボケです。
ついついF1.4で撮りたくなってしまうはずです。
ポートレートにも物撮りにも万能に対応できるので、持っておいて損はないレンズと断言できます。
単焦点レンズなら最初の一本に最適です。
おすすめナンバーワンのレンズです!
スペック
- 焦点距離:35mm(35mm判換算53mm)
- 最短撮影距離:28cm
- 最大撮影倍率:0.17倍
- 重量:187g
- フィルター径:52mm
マクロレンズXF60mmF2.4 R Macro
富士フイルムが一番最初に出したマクロレンズです。(現在は30mmや80mmのマクロレンズがあります。)
35mm判換算で91mm相当。
確かな描写と綺麗なボケが素敵です。
215gと非常にコンパクトで軽量です。
このレンズはハーフマクロであり正規のマクロではありませんが、それでも十分な大きさで写すことができます。
- センサーサイズと同じサイズを画面いっぱいに写せるものをマクロと言います。(等倍、1:1、1倍)
僕が使っていたX-Pro1のセンサーサイズはAPS-Cで、23.6mm×15.6mmです。
ハーフマクロ(0.5倍、1:2)なのでこれに2をかけるので、横幅47.2mmの絵が画面いっぱいに写せます。(等倍、1倍マクロの2倍の大きさで写す)
ハーフマクロでも十分な大きさで写せるので満足できるはずです。
マクロ撮影時のAFは遅く合わないことも多いので自分で合わせた方が速いかもしれません。
「使わないかもしれない」
それでもバッグに入れておいても邪魔になりませんし、いざという時撮影の幅が広がります。
マクロの世界を楽しみましょう。
スペック
- 焦点距離:60mm(35mm判換算91mm)
- 最短撮影距離:26.7cm
- 最大撮影倍率:0.5倍
- 重量:215g
- フィルター径:39mm
ズームレンズ
広角域から望遠域まで自由自在に画角を変えられるレンズです。
写真により表現の幅を持たせたいのであるならズームレンズは欠かせません。
身動きが取れない場所でも抜群の活躍をしてくれます。
単焦点レンズのような明快さも魅力的ですが、ズームレンズのような万能性も魅力的です。
汎用性バツグンXF18-55mmF2.8-4 R LM OIS
35mm判換算で27mm-84mm相当
広角からある程度の望遠域までこなせる標準ズームレンズです。
18-55mmというのは非常に使い勝手が良いです。
ちょっとした散策ならこれだけでもいいかもしれませんね。
明るいF値のおかげでボケも作りやすいですね。
ワンランク上の標準ズームレンズと言えます。
標準ズームレンズでありながら、F値2.8-4と明るいレンズ。
この明るさで310gとコンパクトかつ軽量にまとめてきたところは富士フイルムさん流石です。
手ブレ補正も3.5段分あり、なかなかの効き具合です。
まさに汎用性バツグン!
スペック
- 焦点距離:18-55mm(35mm判換算27mm-84mm)
- 最短撮影距離:ワイ端30cmm / テレ端40cm
- 最大撮影倍率:テレ端 15倍
- 重量:310g
- フィルター径:58mm
望遠ズームの魅力XF55-200mmF3.5-4.8 R LM OIS
35mm判換算で84mm-305mm相当。
クリアな絵を出してくれます。
ボケも綺麗です。
「もっと遠くのものを撮りたいなぁ」
そんなときに望遠ズームレンズは重宝します。
手ブレ補正もかなり効きます。(4.5段分)
気になる重量は...やはり重い。(580g)
望遠に特化したレンズであり、手ブレ補正もバッチリで高画質な絵を出してくれる。
少し重くてもへっちゃらです。
55-200mm
APS-Cならこの領域のレンズは定番です。
F値3.5-4.8と他社のレンズに比べて比較的明るいレンズが嬉しいです。
明るいレンズというのは心に余裕を持たせてくれます。
4.5段分の手ブレ補正が魅力的です。
さて4.5段分とはどれくらいか?
手ブレ補正無しの状態で手ブレさせずに撮影できる限界のシャッタースピードが1/250秒だとすると、1/10秒で撮影できますよという事です。
下のシャッタースピードは基本的に1段分ごとになっていますが分かりやすくするために1/10のところだけは0.5段分になっています。
- 1 1/2 1/4 1/8 1/10 1/15 1/30 1/60 1/125 1/250
手ブレ補正はあくまでも目安です。
望遠になればなるほど手ブレしやすくなるので手ブレ補正は嬉しいですね。
スペック
- 焦点距離55-200mm(35mm判換算84mm-305mm)
- 最短撮影距離:1.1m
- 最大撮影倍率:0.18倍
- 重量:580g
- フィルター径:62mm
圧倒的な万能力XF18-135mmF3.5-5.6 R LM OIS WR
35mm判換算で27-206mm相当。
「荷物を減らしたいから一本で済ませたい」
そんな人にもおすすめです。
防塵防滴で重さは490g
少し重いけど広角から望遠域まで一本で済ませられることを考えたら全然アリです。
18-135mmは便利ズームなんてよく言われますが、単なる便利ズームではありません。
防塵防滴、5段分の手ブレ補正、そして意外と被写体に寄れるところもポイントです。
万能力の高い高倍率ズームレンズです。
このレンズは防塵防滴仕様です。
少しくらいの雨ならば気にせず撮影に挑むことが出来ます。
特筆すべきはやはり5段分の強力な手ブレ補正です!
例えば手ブレ補正無しでブラさずに撮影できる限界のシャッタースピードが1/125秒だとすると5段分なので1/4秒でも撮影できますよという事ですね。
下のシャッタースピードは1段分ごとになります。
- 1 1/2 1/4 1/8 1/15 1/30 1/60 1/125 1/250 1/500
段数はあくまでも目安ですが、それでも手ブレ補正が強力なのは撮影者にとっては心強いですね。
万能力ハンパないレンズです。1本で多彩な表現ができます。
スペック
- 焦点距離:18-135mm(35mm判換算27mm-206mm)
- 最短撮影距離:45cm
- 最大撮影倍率:0.27倍
- 重量:490g
- フィルター径:67mm
おわりに
いかがでしたか。
富士フイルムは本当に評価の高いレンズが揃っています。
どれを選んでいいか分からなくなりますよね。
自分が何を撮りたいのか。
どんなことを表現したいのか。
そこを明確にして選んだ方がいいですね。
それでも迷ったらとりあえず神レンズXF35mmF1.4 Rでいきましょう。
迷ったら王道レンズで己を知ればいいのです!
素敵なカメラライフを!